次男坊さんの結婚(その2)
2018年 01月 10日
昨日は午後から前のお宅の次男坊さんの最後の結婚披露パーティーに行って
来た。前のお宅のご家族、近所の親族の皆さんなども一緒に貸切のバスに
乗って会場へと向かった。
パーティーは3時からと招待状には書いてあるものの、結局続々と招待客が
やってきたのは5時を回った頃だったろうか。予想通り、両家の関連の人々
で会場は所狭しと溢れかえり、テーブル席に着けない人たちが立ったまま
お喋りしたり、前菜を食べたり、座っていても何だか落ち着かない気分だった。
帰宅後主人と話したが、カトマンズの結婚関連の集りの最近の傾向は、より派手に、
より多くの人を招待し、必要以上にスケールも大きくなってきているということだ。
カトマンズ市内にはパーティー会場が次々に出来てきて、何処も着飾った人々で
大盛況。
ちなみに、招待される人々とは、
新郎新婦の親族全員(一体どれくらいに上るだろう?)
新郎新婦の友人や知り合い
両家の親族の仕事先関係者や学校仲間、友人に知人、その家族
出身地の近所の仲間や、今現在の居住地のご近所さんたち
社会的地位が高ければ政治家や官僚など親の都合で招待される人たち
つまりはあれやこれやで招待客はピラミッド状態でどんどん増えていく。
私が参加した集まりをざっと考えてみると、招待客はほぼ何処も500人は
下らないだろうと思う。多い時には軽く1000人にも上る。
主人もこういった傾向には批判的だ。余程近しくない限りは今後はこういった
パーティーに参加しないでおこうか、なんて話も出てきた。然り!
経済的貧困国の烙印を押され続けるネパール、確かに多くの国民は貧困の中で
生まれ、厳しい生活環境の中で一生を終える。その一方、土地を売ったり、
ビジネスで成功したり、或いは影に隠れて賄賂で懐を肥やす輩も沢山居て、
お金持ちネパール人も非常に多く存在している。
世の中全てこれ不公平、日本も含め地球はどこも不公平の大地となって、地殻の
マントルまで不公平が滲みこんだ惑星になってしまった。
ちとオーバーな表現ながら、派手に続く結婚関連の集まりを見てそう思う。
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花嫁を迎えに行く日の様子(結婚関連2日目)
一緒に花嫁を迎えに出る親族が晴れ着に着替えて待っていた。
花嫁は実家から直接会場へ。
花婿側は親族や近所の人を引きつれ、12人の楽団に先導される
形で会場へ。勿論会場までは大型貸切バスで向かう。